カテゴリ:美術班活動( 8 )

美術班で、草間ワールドを愉しむ

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美術班で、草間ワールドに浸った。静岡県立美術館で開催されていた草間弥生「永遠の永遠の永遠」。

新幹線はJR東海の「ぷらっと」でお得に、という計画で、これが意外や意外、なかなかハードルの高い商品であった。まだ数週間前なのに、予約でいっぱいという中、JR東海の人かと思わせるハヤイ社長のテキパキさで、チケットをどうにかゲット。それでも帰りの希望の時間は3枚しかとれず、すごくがんばってとっていただいた上、社長が1時間前のチケットに変わってくださいました。社長、心からありがとうございます!そして、本当にすみませんでした。

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活動日当日は、私の地元の電車がいきなり事故で止まってしまい、超ドキドキ+アタフタで品川駅に。無事班長と会い、ホッ。そして、車内に入ると社長から社長特製の朝食セットをいただきました。
見てください!ウワサには聞いていたのですが、ここまですばらしいとは・・・。さらに味もすばらしいんですよ。特に鶏肉とソラ豆の味といったら、おいしくて、顔がニコニコでした。

新幹線の1番の楽しみは富士山を車内から見ること。私、富士山が大好きなのです。特に落ち込んでいる時、富士山を見ると、がんばらねば!という気持ちにさせてくれます。
しかし!!トイレに行っている間に、富士山の絶景ポイントを逃してしまったとのことです!!あ~あ。

静岡駅に無事着き、別車両のMさんに会え、めざすは静岡県立美術館。電車とバスを乗り継ぎ、この美術館は、市街地から離れた高台にありました。緑が美しい!

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草間と言えば、水玉や網目。美術館の中は広々とした余裕のつくりで、エントランスには水玉模様を着た大きなヤヨイちゃんオブジェが私たちを迎えてくれました。

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2004年から3年間をかけて描いた、モノクロ作品の一つ、「愛はとこしえ」。


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初公開となる「大いなる巨大の南瓜」。直島?に行かないと草間の南瓜は見れないと思っていたので、今回見ることができて、感激でした。かわいいし、不思議だし、まさしく草間ワールド。

今回の展覧会で1番印象に残ったのは草間が2011年に描いた「自画像」2点。この展覧会のタイトルにもなっている「永遠の永遠の永遠」を感じさせる作品でした。現代アーティストの巨匠でありながら、新鮮で、近未来的な感じもする。これが彼女に惹かれる理由の一つだと思う。

静岡県立美術館はロダンの作品をたくさん収蔵していることでも知られていますが、想像以上の作品数で、ハヤイ社長がイヤホンガイドを借りながら、楽しく、興味深く説明してくださいました。

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一通り鑑賞を終え、予定では、美術館内のレストランで、ゆったり過ごすつもりが、時間が限られていたため断念。お隣のカフェで軽いランチを食べましたが、おいしかったし、雰囲気もよく、満足です。

もうちょっとこの美術館でのんびりしたかったけれど、タクシーに乗って静岡駅へ。タクシーの運転手の方が、岩手出身の歌手(名前忘れちゃった!)のおっかけをやっていることで盛り上がる。

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そして静岡駅前ある静岡市美術館へ。この美術館では「レオナール・フジタとパリ1913-1931」が開催されていました。
以前、美術班で鑑賞した「藤田嗣治展」に続いて2回目の藤田展。藤田の乳白色に改めて関心し、藤田自筆の手紙などの資料もあり、とても興味深かったです。

2つの美術展鑑賞を終え、私たちの最後のイベントである静岡料理、特に新鮮な桜えびを求めて、静岡駅に向かいます。
ウロウロしながら、最終的に入ったお店は最初に考えていた、「海坊主」さん。

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念願の生桜えびと生シラス、そしてかつお。もちろん、桜えびと生シラスも新鮮そのものでおいしかったのですが、かつおがそれ以上においしかったです。
その他、桜えびの入ったかきあげや、静岡の名物おでんetc.静岡料理を堪能しました。
盛り上がっていた食事も早めにオヒラキとし、今度はおみやげセンターで物色。

時間はあっという間に過ぎ、1時間早いチケットに変わってくださった社長に感謝とお別れで、その1時間後、私たちも静岡駅から東京に戻りました。

それにしても、よく鑑賞し、よく笑い、よく食べた、充実印の静岡美術班活動日でした。
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by van__gogh | 2013-07-14 22:33 | 美術班活動 | Trackback | Comments(0)

美術班 アルルへ・・・

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今年は美術班活動ができなくて残念と思っていたところに、F班長から、うれしいお誘いがありました。渋谷のフレンチレストラン、”アルル”での美術班・年末の会。
”アルル”という名前のお店が東京にあることなど、知りませんでしたし、F班長の粋な計らいに感謝感謝。
アルルと言えば、私の場合、ファン・ゴッホ。そしてアルルのファン・ゴッホと言えば、「ローヌ川の星月夜」なのです。「じゃがいもを食べる人々」とこの作品がファン・ゴッホの最高傑作だと思っています。
この作品は、幸運なことに、シカゴ、アムステルダム、東京、パリと4つの美術館で観ていますが、最高のコンディション(照明のバランスと鑑賞者)で観たのは、アムステルダムと東京でした。
2年前に美術班の皆様とこの作品を観た時の感動は、今でも忘れていません。。。

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そんな私たちにピッタリなお店はBunkamuraを通り、落ち着いた雰囲気の中にあります。

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まずは飲み物のオーダー。ワインは嫌いではないのですが、酔いが早いため、普段はあまり頼まないのですが、せっかくだから飲んでみようと思い、店主さんがいくつかすすめてくださいました。キッシュを頼んだので、白ワインということで、「ローヌ川の星月夜」を想像させる「ローヌ」というワインを選びました。

美術班のメンバーはF班長をはじめ、グルメぞろい。いろいろ楽しみながら、オーダーをしました。

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最初は前菜の盛り合わせ。私はレバーパテが1番のお気に入り。お店の方が焼いたというカンパーニューの上にぬったら、最高でした。

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鯖と野菜たち。普段食べない根菜がいくつもあり、興味津々。

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ここのお店は器に南部鉄器を使うことも特長の一つとのことで、オーダーしたキッシュも南部鉄器に入っていました。
キッシュというと、タルト生地をイメージしてしまう私ですが、ここのお店はタルト生地を使わずスフレのような感じです。そのため、すごく軽い感じで、今回のようにいろいろなお料理を頼む場合にはすごくよかったと思います。

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次はお肉のために、赤ワインをオーダーしました。

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お待ちかねのポークグリルとポテトです。ポークの焼き加減、とてもよかったです。

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魚介類のパスタも南部鉄器に入っていました。冬の寒い時期、アツアツの南部鉄器で出されたお料理は身も心も温まりますね。

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最後のデザートは、洋ナシのクラフティとティラミス。この洋ナシのクラフティが絶品中の絶品なんですよ。また食べたい!!

ファン・ゴッホファンの私としては、レストランの中に、「夜のカフェテラス」とか、何かファン・ゴッホのアルルをイメージする作品が飾られていたら、最高でしたが、これは無理な話か・・・。

そして、パリのお犬様問題で、楽しいはずのパリ旅行が↓↓になってしまった私。田舎のアルルのお犬様(というよりも、飼い主)は、モンマルトルどころではないはず。なので、実際にアルルに行くことは絶対にありえない。日本のアルルで大満足。

おいしい食べ物と美術班のお仲間との楽しいおしゃべり、充実した東京・アルルディナーでした。

ところで、来年の計画は??ぜひぜひ来年も美術班活動よろしくお願い致します。


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by van__gogh | 2012-12-30 23:25 | 美術班活動 | Trackback | Comments(0)

猛暑の中の美術班活動 太郎Day Again!!

ゴールデンウィークに、近代美術館の「岡本太郎展」と、青山の岡本太郎記念館に行き、太郎DAYを満喫した、美術班。鑑賞後の意見交換会で、「次回は川崎市にある岡本太郎美術館に行こう」と盛り上がる。
今年は岡本太郎生誕100年ということで、企画展が興味深い。
しかし場所は川崎市、それも最寄り駅から17分ということや、皆がそれぞれ多忙ということもあって、日程も決まったいなかった。
ところがさすがの美術班!!8月初旬に会った時に、お盆休みに行くことに決定!!
ということで、私たちは、お盆休みの猛暑の中、はるばる岡本太郎美術館へ。
私は17分も歩くとどれだけ汗が・・・と思っていたところ、班長が向ヶ丘遊園の駅で、車で迎えに来てくれるくださるとのこと。心から感謝でした。ありがとうございます!
駅からは汗をかくこともなく、美術館のある生田緑地公園へ。さすが、川崎市。規模と設備が違う。

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てくてく公園内を歩くと、近代的というよりも、未来的な、宇宙的な建物が見えてきた。岡本太郎美術館だ。
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しかし、正面入口を入る前に、まずはランチで疲れをとって、栄養補給。メニューは結構豊富でパスタと悩んだけれど、「前回の太郎DAYの時もサンドウィッチだったよね~」との話から、カツサンドに決定。前回のディーン&デルカよりおいしい。テーブルも太郎館にピッタリ!満腹になったところで、いよいよ美術館へ。 つづく・・・。
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by van__gogh | 2011-08-16 22:12 | 美術班活動 | Trackback | Comments(0)

春の美術班活動

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1月のゴッホ様朝食会で次回の美術班活動日が決まり、その日をとても楽しみにしていた私。場所はリニューアルした根津美術館です。お庭がとてもステキ!と聞いていながら、なかなか行くことができない美術館でした。
今回は美術論議の前に、ランチです。場所は、青山一丁目にあるアンカシェット南青山店
オフィス街にありながら、日曜日に営業し、ランチセットもあり、とても静かでゆったりしたムードで、休日のランチにピッタリでした。
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                     キャロットのポタージュ


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         タラと北海道産の野菜。こんなに厚いタラを食べたのは初めて。

ゆったりとランチを食べた後は、青山界隈をブラブラ歩き、青山墓地を通って、根津美術館へ。美術班のお2人は、美術だけでなく、樹木や草花にも詳しくて、自然を愛する気持ちをいつももっていて、ステキでした。
ほどよいところで、根津美術館の前に到着。今回のメインは尾形光琳の国宝「燕子花図屏風」を鑑賞することです。
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尾形光琳は江戸時代の画家でありながら、絵の中には現代的なデザインを感じます。この「燕子花図屏風」は、まさしくその代表と言えると思います。シンプルでありながら、存在感があり、背景の金色の豪華さに対して、カキツバタは、青と緑の2色でキッパリと描かれています。この中に少しだけ、赤があったら、また違った感じになったのでは・・・といろいろ想像しました。

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美術鑑賞が終わった後は、美術鑑賞と同じくらい楽しみにしていたお庭散策。それなりに広いのかな?と思ったのですが、思ったよりもはるかに広くて、とても大切に手入れされており、大都会の中の自然を心行くまで楽しむことができました。
途中、美術館の方とお会いすることができ、池の水面にうつる木々を教えていただき、改めて感動したり、庭園のカキツバタの開花時期などをお話しすることができて、うれしかったです。あ~カキツバタの開花時期に再訪したい!!

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そして、最後はまたもや、ファン・ゴッホにいきついてしまう私です。。。。今回はメトロポリタン美術館所蔵のファン・ゴッホの『花瓶のアイリス』を。
ファン・ゴッホもカキツバタ、アイリスが大好きでした。優雅で気品があり、堂々とした花びらの青は、きっとファン・ゴッホに冷静さと力強さを与えたのではないでしょうか。
テーブルクロスの緑がとても斬新で、背景と花瓶の白との対比が興味深いです。
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by van__gogh | 2011-05-03 22:59 | 美術班活動 | Trackback | Comments(0)

夢の再会!ファン・ゴッホ礼賛

昨年、念願のファン・ゴッホ美術館訪問を果たし、あともう一つだけ、行きたい美術館、それが、パリのオルセー美術館だ。
今でも、毎日ファン・ゴッホ美術館で観た絵の感動がよみがえってくる。自分の心の中で繰り返される絵は、ずっと観たかった『じゃがいもを食べる人々』と『花咲くアーモンドの枝』。そして、特別展“Van Gogh and the Colours of the night”で観た『ローヌ川の星降る夜』と『ウジェーヌ・ボックの肖像』だ。この2作は隣同士にあり、すっかりファン・ゴッホの夜の世界に引き込まれてしまった。

ファン・ゴッホというと「アルルの強い太陽の光のもとで、鮮やかな色彩の絵を描く」と、表現されるが、私は、昼間の光を吸収して、その光に対する夜の光(星や人工的な光)を描いた作品の方が、より一段とすばらしいと思う。そしてその中の傑作が、この2作ではないか・・・と思うのだ。この2作は、いずれも、オルセー美術館にある。だから、私にとって、オルセー美術館は、ファン・ゴッホ美術館に続く、特別な場所なのだ。
近い将来、今度はパリのオルセー美術館で、この作品に対面したい…と思っていたら、いきなり、今年東京で実現してしまった。夢の夢の実現である。

奇しくも?日本VSオランダ戦があるという日に、美術班のお仲間と、「オルセー美術館展鑑賞会」を開催!!皆様に悪いけれど、ファン・ゴッホの祖国、オランダをなんとなく応援。
お仲間の1人、ハヤイ社長が、「1対0で、オランダの勝ち」と、早くも数週間前から、事前中継?してくださったので、何の心配もなく、美術館へ・・・。

会場に入れば、予想通り、人!人!人!。私の場合、「モネの色彩はすばらしい。セザンヌの構図は確かに優れている。しかし、ファン・ゴッホはそれ以上にすばらしく、彼に勝る画家はいない!!」との結論にいたることはもうわかっている。
そのため、モネ、スーラーをちらちらと観ながら、まずは人間的にも、画家としても尊敬しているピサロの絵を観て、ゴーギャンのよくわからない「扇」の絵を睨みつけ、さらに、ファン・ゴッホに優しかった、シニャックの絵をゆっくり鑑賞。私は、スーラより、色彩が豊かなシニャックの方が好み。

そして、とうとうファン・ゴッホの前に到着する。最初の2作はゆっくりと観る人も少なく、ゆったりと・・・。

では、作品順にあの日の感動を振り返ってみよう。

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☆ファン・ゴッホ 『アニエールのレストラン・ド・ラ・シレーヌ』
Restaurant de la Sirene at Asnieres 1887年 油彩 オルセー美術館
この作品はパリで描かれた。ファン・ゴッホはアントワープからパリに出てきて、印象派に出会うが、この作品も印象派の影響を感じる作品だ。


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☆ファン・ゴッホ 『馬車、アルル郊外のロマのキャンプ』
Caravans, bohemian camp near Arles 1888年8月 油彩 オルセー美術館
この作品の特徴は何と言っても、前景部分を大胆にあけた構図と、小さく描かれた人物や馬の表情、動作が非常に豊かなことである。旅回りの一座の人々に、共感と愛情をファン・ゴッホは感じたに違いない。

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☆ファン・ゴッホ 『ウジェーヌ・ボックの肖像』 Portrait d'Eugène Boch (the Poet)"
  1888年9月 油彩 オルセー美術館
この作品を観ると、1年前のファン・ゴッホ美術館の特別展で、言葉を失うほどの感激をしたことを思い出す。
この作品と『ローヌ川の星降る夜』は、照明効果の優れた静かな中で観ると、感動が何倍も増す。今回は幸運にも、そのような環境になり、オルセー美術館でこの作品を鑑賞したハヤイ社長と感激しあう。。。


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☆ファン・ゴッホ 『アルルのゴッホの寝室』 Van Gogh's bed room at Arles
  1888年10月 油彩 オルセー美術館
この作品を観ると、何となく、本当は日本にあったはずなのに・・・と思ってしまう。
ファン・ゴッホは、この作品も含んで、3作の『アルルのゴッホの寝室』を描いている。


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☆ファン・ゴッホ 『自画像』 Self-Portrait 1887年 油彩 オルセー美術館
パリ時代の『自画像』。パリでは、最も自画像を描いている。モデルがみつからなかったという理由の他に、ファン・ゴッホ自身、オランダの田舎から、都会の住人に変化している自分を記録しておきたかのではないだろうか。
近くでみると、顔に塗られた赤、緑、白に少し違和感を感じてしまうのだが、少し離れてみると、何とも言えない美しい色彩のハーモニーを感じるのだ。


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☆ファン・ゴッホ 『ローヌ川の星降る夜』 The Starry Night over the Rhone
  1888年9月 油彩 オルセー美術館
i-podで、Don Mcleanの"Starry Starry Night"を聴きながら、ファン・ゴッホの夜の世界を想像する。とても幸せな時の流れを感じる作品だ。

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☆ファン・ゴッホ 『銅の花器のフリティラテリア(オウカンユリ』
Imperial Crown fritillaries in a copper vase 1887年 油彩 オルセー美術館
『ローヌ川の星降る夜』を観たことに満足し、次の絵の『銅の花器のフリティラテリア(オウカンユリ』は、チラ見の人が多い。ということで、この作品もゆっくり鑑賞。私は傑作と言われる、『ひまわり』よりも、こちらの作品の方に味わいを感じてしまう。
尊敬していたモンティセリの影響があるものの、モンティセリの特徴である「ベタベタさ」が、ファン・ゴッホの作品にはない。彼オリジナルのまばゆい色彩、そしてオウカンユリの気高さと力強さが見事に描かれている。
さらに、オウカンユリの赤と葉の緑、花器の黄金と背景の青は、それぞれ補色関係で、ファン・ゴッホはこのころから、この手法を使ったことが、伺える。
私はこの作品の前に立つと、ファン・ゴッホのあふれる絵画への情熱を感じでしまうのだ。

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大満足で美術館を出た後、オランダVS日本の対戦を見るために、パブリックビューイングを探すものの、なかなか見つからない。あるビルの前で、「今だったら座って観れますよ」という呼びかけに応じて、エレベーターに乗ると、そのお兄さんの服装といい、エレベーターの雰囲気といい、「?マーク5個」。結局、お店の前で、バイバイとなり、ホッ。
その後、スタバに入り、プライベートビューイングで盛り上がる!!ハヤイ社長の事前中継通り、1対0で、オランダの勝ち。やっぱり、ハヤイ社長の早さはすごい!!

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物販(笑)での購入品を見たり、10月の「ゴッホ展」の予習も。今度は、ファン・ゴッホ美術館から、『アルルのゴッホの寝室』 くる。オルセー美術館の作品は、ファン・ゴッホ美術館の模写だけれど、ファン・ゴッホ美術館にあるこの作品は、彼がアルルで描いたオリジナル中のオリジナル。壁に架かっている絵は、ファン・ゴッホが敬愛した「ウジェーヌ・ボック」だ。10月の美術班活動が、楽しみ。楽しみ。


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最後にモーリス・ドニの『セザンヌ礼賛』を。この有名な作品も、オルセー美術館展で展示されていた。
『ファン・ゴッホ礼賛』が描けるものなら、描いてみたい。真ん中の絵は、『ボック詩人』か、『ローヌ川』で、その絵を囲むメンバーは、美術班のお仲間だ。

☆Maurice Denis 『セザンヌ礼賛』 Homage to Cezanne
1900年 油彩 オルセー美術館
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by van__gogh | 2010-06-30 23:30 | 美術班活動 | Trackback | Comments(4)

美術班で、ゴーギャン展を楽しむ

現在開催中の「ゴーギャン展」を思いっきり楽しんだ。
いつもはゴーギャンの絵は冷たい視線か、にらみつけるかのどちらかだけれど、きっとアルル時代の作品も展示されるはずだから、どの作品が出るか気になったし、ゴーギャンの自信作、『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』を観ておきたいと思っていたところ、観察眼に富んでいる美術班のお仲間も、日にちがOKということで、美術班活動となり、いそいそと出かける。
入ってからは、それぞれのペースで鑑賞…。
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アルル時代の作品は、MoMA所蔵の『洗濯する女たち、アルル』 で、今まで観たゴーギャンの作品の中では一番いい絵だと思った。
というのも、普段のゴーギャンの絵には動きを感じないし、平べったいのだ。しかし、この作品の女性たちの背中からお尻にかけては、とてもリズミカルで、動きを感じる。
当時の洗濯とは、つらい仕事。しかし、ゴーギャンの描く女性たちは楽しさを感じるほどだ。
さらに、尊敬するドガの影響か、左下には、洗濯する女性たちに、全く無関心な女性を描いていることも、この絵の特徴でおもしろい。

この作品を描いた月は何月だかわからないが、ファン・ゴッホと一緒に描いた絵ではなさそうだ。
なぜならば、ファン・ゴッホは洗濯する女性の絵を何枚も描いているが、それは6月までで、それ以降、描いていないからだ。
ということは、10月以降アルルに来たゴーギャンは、おそらく、ファン・ゴッホの洗濯する女性の絵に刺激され、自分も同じ題材の絵を描いたと想像できる。

ファン・ゴッホの『洗濯女のいるアルルのラングロワ橋』(*)を観てみよう。
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洗濯する女性たちは、小さく描かれている。しかし、彼らの姿には一生懸命洗濯をしている動きを感じる。
オランダ時代から、懸命に働く人に、親しみと尊敬の気持ちを持っていることは変わらない。
ファン・ゴッホの凄さは、どんなに小さくても、人物に動きを入れ、生命力を感じさせ、さらに水の流れまでに動きを入れる、「生きた絵」なのだ。

ゴーギャンも、アルルで描いたファン・ゴッホの絵を観て、「ゴッホの絵には動きがある」「パリにいた時よりもはるかに生き生きとしている」ということを、敏感に感じとり、刺激を受けたのではないだろうか…。
しかし、ファン・ゴッホと決別した後のゴーギャンの絵は、動きやリズムの少ない、奥行きのない絵に戻っているように感じるのだ。
それでも、『2人のブルターニュ女のいる風景』は、なかなかいい絵だと思うし、続く、『純潔の喪失』も、先人の真似は感じるものの、いい作品だと思ったのだが、解説を読んで、最低!だと思った。

でもでも、この展覧会を本当に楽しんだ。
国内外のゴーギャンの大作を集め、作品数も多からず、少なからず。そして、彼と関係のあった画家の作品を入れることなく、ゴーギャン一筋で通した。この美術館の考えはとてもすばらしいと思う。

その後クイーンアリスアクアでの批評会で、「ゴーギャン評」に盛り上がり、さらに、「ゴーギャン風リゾット」が、「ゴーギャン丼」ではないか…という小クレーム。リゾットって、あのリゾットですよね??
ハヤイ社長の買った、フリスクケースを見せていただき、これは、お初かな?ミュージーアムグッズも進化している!!
とても楽しい、充実した美術班活動だった。クイーンアリスさん、次回はネーミング通りの食べ物をお願い致します!あ、カツカレーも気になるなぁ・・・。カツカレーは本当にカツカレーですよね??

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            冷たいコーンポタージュ。これは、文句なくおいしい!

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                    ゴーギャン風トースト。

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                 ゴーギャン風リゾット改め、ゴーギャン丼


☆ポール・ゴーギャン 『洗濯する女たち、アルル』 1888年 油彩 ニューヨーク近代美術館
☆ファン・ゴッホ 『洗濯女のいるアルルのラングロワ橋』 1888年3月 油彩 クレラーミュラー美術館
  (*)こちらの作品は、今回展示されていません。
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by van__gogh | 2009-08-16 23:05 | 美術班活動 | Trackback | Comments(0)

小磯記念美術館を訪ねて

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念願の神戸市立小磯記念美術館に行ってきました。
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by van__gogh | 2007-10-21 22:10 | 美術班活動 | Trackback | Comments(0)

TSUBUYAKI美術班 藤田嗣治特別メニューを食す

f0104004_20381143.jpg本日はTSUBUYAKI美術班の活動日。「藤田嗣治展」に行ってきました。会場はかなり混んでいましたが、ゴッホ展の殺気ばったような雰囲気(私自身が高ぶっていたこともありますが・・・)がなく、混んでいても、ちゃんと一つ一つの作品を鑑賞できました。
彼の代名詞とも言われる「乳白色」と「猫」。その中でも、『タピスリーの裸婦』が最高傑作だと私は思っています。裸婦だけではなく、この背景のタピスリーの色とシーツの皺と陰が何ともいえません。。。もうすばらしい!の一言です。藤田の「乳白色」を始めて観た時、「日本画?でも違う・・・確かに油絵だ・・・」と絵に顔を思いっきり近づけたことを覚えています(今でもですが)。
こんなただの鑑賞者だけでなく、あのピカソが彼の絵の前に3時間いたということを読んだことがあります。それ程、誰もが決して出せない、魅力・謎の色です。
そして、もう一つ印象的だったことは、戦争画の部屋で、後ろにいた女性(戦争体験者だと思います)が、「お~っ」「お~っ」と言っている声が聞こえたことです。本当に正直な声だと思いました。それ程、切迫感・臨場感があります。だからこそ、彼は戦後の「戦争責任」を一人で背負うことにもなってしまったのです・・・。

鑑賞後、クイーン・アリス・アクアで、「藤田嗣治展特別メニュー」をオーダーしました。
わ~い!

<メニュー>
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<前菜 七面鳥とフォア・グラのファンタン>
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栗をおそそうして、落としてしまいましたが、班長が半分くださいました。やさしい~。ありがとうございます!

<オマール海老のグラタン>
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味噌テーストで、海老のプリプリ感もいい感じです。このお料理が一番おいしかったです。

<オリーブ牛のプロヴァンス風>
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<デザート ポワール・ベル・エレーヌ>
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シャーベットが隠れていました。これもフレンチ・スウィーツのなせる技ですね。

パリ帰りの友人が「パリ自慢」の写真やファイルを見せてくださり、藤田嗣治特別メニューをいただきながら、パリの話に盛り上がりました。班長ともう一人の友人も去年パリに行っていて、私だけだ、行っていないのは~。美術班員としてはまだまだ半人前。

f0104004_2171763.jpgクロワッサンやフランスパンが日本とは比べられないほど、おいしいそうです。さらに、ニューヨークの超有名ベーカリーより、はるかにおいしいとのこと。
藤田の作品にも2点、フランスパンを描いた作品がありました。左の作品は藤田が76歳の時描いた『朝の買物』です。フランスではこのように、フランスパンをそのまま持ち歩くようです。サンドウィッチというと、切っていないバケットがそのまま出てくるとか。私もフランスに行って、ぜひ本場のパンを味わってみたいです。もう心の中は藤田の作品とParisでいっぱいです!
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by van__gogh | 2006-04-09 22:47 | 美術班活動 | Trackback(1) | Comments(0)