カテゴリ:映画・演劇・TV( 3 )

明日から、いよいよ『龍馬伝』ということで・・・。

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1年以上前から楽しみにしていたNHK大河ドラマの『龍馬伝』が、いよいよ明日から放送です。
最近のNHKと言えば、紅白の予習・復習と『龍馬伝』の予習ばかりで、ちょっと・・・ですが、やっぱり『龍馬伝』の方は気になりますね。

西郷さんLOVEな私ですが、龍馬の存在を大きく感じたのは、何と言っても司馬遼太郎の『竜馬がゆく」を読んでから。
その中で、何だかとても印象的だったのが、同郷で、後の三菱財閥を築いた岩崎弥太郎。
今回は岩崎から見た「龍馬像」も放送されるとのことです。それも、演じるのが、最近、うならせるような、見事な演技を見せてくれる香川照之氏。

明日からの放送を前に、もっと『龍馬伝』の予習をしたいと・・・すっかりNHKにのせられて??本日から1月11日まで、丸ビルで開催されてい「龍馬と土佐の志士たち」に行ってまいりました。
展示物として、「龍馬の書簡」や「岡田以蔵の拳銃(伝)」etc。そして大河ドラマの映像や役者さんのメッセージなどが掲載されていました。

そして、少し驚いたことが、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」で、私が感じた岩崎弥太郎像と同じ弥太郎像を香川氏が演じていること。
今回は、弥太郎の視点から、ぜひ龍馬像を見てみたいものです。明日が待ち遠しい!!

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西郷さんも大男ですが、龍馬も、当時で170~180cm、今の標準で考えれば、190cm位の長身だったそうです。
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by van__gogh | 2010-01-02 23:40 | 映画・演劇・TV | Trackback | Comments(0)

松たか子の『ジェーン・エア』に感動!

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松たか子の澄んだ声に感動しました。朝日新聞(日経だったかも)に、細い声がマイナスみたいな感じで掲載されていたけれど、私は細くて、澄んだ声だからこそ、彼女にしか出せないジェーンが演じられたのだと思います。
最後役者さんの挨拶のところでは、前列の方々が立って大拍手!!このような光景は初めて見ました。やっぱり、皆さん感動したんですね!
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by van__gogh | 2009-09-25 01:54 | 映画・演劇・TV | Trackback | Comments(0)

映画 『父と暮せば』

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映画の舞台は、原爆投下から3年後の1948年の広島。登場人物は原爆で自分だけ生き残ってしまった娘・美津江(宮沢りえ)と、原爆で死んでしまった父・竹造(原田芳雄)、そして、東北から広島大学の助手になったばかりで、原爆資料を集めている木下青年(浅野忠信)の、わずか3人のみ。4日間の物語で、台詞はすべて広島弁である。
美津江は自分に思いを寄せてくれて、自分も同じ気持ちの木下と、幸せになりたいと思う。しかしその半面、原爆で生き残った負い目を感じ、自分だけが幸せになってはいけないと、幸せを否定するもう1人の自分がいる。
そこへ父が幽霊となって「恋の応援団長」として、美津江の援助をする。実際、この幽霊は、娘のもう一つの心が語らせ、「1人2役」と著者が言っているが、非常に味のある効果的な作品だ。
私はこの映画を観るまで、戦争で生き残ったものが「生きているのが申し訳ない」などと、深く考えたことがなかった。また、生き残った人の多くは、人前で「負い目」を語りたくなかったかもしれない。しかし、後ろめたさを感じながらも、もう1人の美津江のように、「やはり幸せになりたい」と、生きていれば誰もが思うことだ。
その思い悩む美津江と父との最後の別れの回想シーンは、映画館中が感動であふれ、すすり泣く音でいっぱいだった。
映画のクライマックスは、木下の集めた原爆の残骸が美津江の家に運ばれるが、その中に地蔵があった。地蔵の顔の半分は溶け崩れ、顔のつくりを失っている。
この地蔵を見て美津江は「うちはおとったんを地獄よりひどい火の海に置き去りにして逃げた娘じゃ。そよな人間に幸せになる資格はない」と、どんなことをしても助けきれなかった父への罪悪感に襲われる。
父は爆風で建物の下敷きになり、まだ燃え続けている中で、共倒れになってしまうことがわかった。美津江を逃すために、父がじゃんけんで決めようと言い出したのだ。父はグーばかり出し続け、わざと負けようとする。これは幼いころから娘かわいさに、いつも父がしてきたことだ。
美津江もパーは出せない。しかし父は「パーを出さんのじゃ。親に孝行する思うてはよう逃げいや」と厳しくつきかえす。
私は自分の父もこのような状況になった時、きっと同じことをしてくれただろうと思った。そして、そう思えた自分がうれしくもあった。
2人の別れはお互いが納得し、納得させたものであった。しかし、残された美津江の負い目は、いつも重く残っていた。
最後に父は「おまいはわしによって生かされとる」と語り、このむごい別れを伝える大切さを、愛する娘に教える。ようやく美津江は父の願い、死者の思いを知り、希望を持って生きようとするところで、映画は終わる。
この映画を観てから知ったのだが、黒木監督自身も学徒動員で宮崎の飛行機工場で働き、アメリカ軍の戦闘機の奇襲を受けた。その時、同級生が頭をざっくりと割られ、助けを求めるように手を差し伸べていた。しかし、恐怖のあまり、その手を握れず、逃げ出してしまった。その後、このことが大きな苦しみとなってのしかかっていたという。
その黒木監督が、忘れられない心の痛みを乗り越えて制作したこの作品。この映画は私の心に強いメッセージを与えてくれた。
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by van__gogh | 2006-08-06 08:45 | 映画・演劇・TV | Trackback | Comments(0)